ルーツは川崎の旧家・小宮家が1871年(明治4年)に創業した小宮呉服店。1927年(昭和2年)11月、市内砂子(いさご)に川崎初の百貨店を開業。1951年(昭和26年)6月、川崎駅前の京浜デパート跡地に「小美屋」として進出。1962年伊勢丹と業務提携し、さいか屋や岡田屋と並ぶ川崎を代表する百貨店になった。
1976年ニチイ傘下になり1978年百貨店連合を設立。1985年から「ダックシティ小美屋川崎店」に商号変更。西武やマルイの進出に加えて、駅前地下街との連絡通路が確保できず売り場縮小などで売上低下が進み1996年(平成8年)2月29日閉店。建物は解体され、2003年から「川崎DICE」という商業ビルになっている。2024年10月訪問。川崎市のⅩ公式アカウントで昭和30年代の小美屋写真を見ることができます。
2024年10月1日撮影 川崎DICE |
2024年10月1日撮影 川崎DICE |
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1972年版百貨店調査年鑑掲載広告 |