カネ長武田が弘前市土手町32番地に出店したのは1971年(昭和46年)3月6日。売場面積8,550㎡。1987年2月期売上高25.4億円。経営母体の変遷で「ダックシティカネ長武田百貨店」となり、さらに1993年(平成5年)10月1日に土手町から城東地区に郊外型店舗「弘前ビブレ」として移転。2002年からはさくら野百貨店弘前店として現在に至る。土手町の中三弘前店が閉店し、さくら野弘前店が津軽地方唯一の協会加盟百貨店となった。売場面積21,285㎡。グループ3店のなかで売上高一番店の貴重な収益店舗(2025年度全店の売上高は約124億円)。4階には全国でも珍しい百貨店内の天然温泉施設があり露天風呂からは岩木山が眺められる。弘前駅からの150円バス利用者も多く(土休増便あり)、別館ラフォルテも含めて週末を中心に賑わっている。なお、土手町の旧店舗跡は建物が解体され1999年から駐車場中心のスカイパークビルになった。2026年8月更新。所在地:弘前市城東北3-10-1。
百貨店訪ね歩き
全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。
2026-08-17
2026-08-13
『いよてつ高島屋』(愛媛県松山市)
始まりは伊予鉄道とそごうが業務提携をしてそごうグループ5番目の店舗として1971年(昭和46年)に開店した『いよてつそごう』。そごう破たん時にも業績がよかったがそごうブランドのイメージ低下で売上が減少、2001年6月に業務提携を解消して『伊予鉄百貨店』となり、2002年3月1日から髙島屋と資本提携して『いよてつ高島屋』となる。四国最大の都市・松山市(人口51万人)の中心、伊予鉄道の路線が5方向から集中する松山市駅に併設されたターミナル百貨店で1階には改札口や市内電車の電停、バスターミナルが隣接、2026年には歩行者優先の駅前広場整備事業も完成した。売場面積43,000㎡は四国最大。2026年2月期売上高317億円(前年比+3.7%)。2026年8月更新。所在地:愛媛県松山市湊町5-1-1。
2026-08-09
五所川原 『丸友』跡 (1995年4月15日閉店)
五所川原の米穀商の名家・三国谷一族により「横のデパート」と言われたアーケード街の中心に1953年12月テナント型の「ショッピングデパート丸友」を開店。1973年に百貨店規模に拡大した。地上7階地下1階建ての売場面積8,125㎡。年間30億円程度の売上を維持していたが郊外に大型店が出店するなど環境の変化に対応できず売上の減少で資金繰が悪化、1994年1月に1か月弱の休業を経て再開するも1995年4月15日閉店廃業した。現在跡地は公共文化施設「立佞武多の館」になっている。2018年6月訪問。2026年8月記録。所在地:青森県五所川原市大町22番地。
2026-08-08
五所川原 『マルキ飛島』跡 (1989年7月20日業態転換)
マルキ飛島は1877年(明治10年)4月創業の呉服店(百貨店調査年鑑より)。1968年(昭和43年)11月に柏原町で百貨店化、三越グループに参加していた。売場面積6,781㎡。1979年12月期売上高27.8億円。1984年にイトーヨーカドーと業務提携し1989年(平成元年)7月20日百貨店としての営業を終了。翌日から「イトーヨーカドーマルキ」として業態転換。中三が出店を辞退した郊外の「エルムの街」へ移転することになり1997年11月3日閉店。現在跡地は空き地になっている。所在地:青森県五所川原市柏原町5番地。
2026年現在未訪問。
2026-08-07
『中三五所川原店』跡 (2006年1月22日閉店)
1896年(明治29年)6月、五所川原市本町で創業した中三呉服店。1964年(昭和39年)に発祥地五所川原店が百貨店となる。1989年の記録では、地下1階地上6階建て売場面積9,004㎡。1988年8月期売上高57.8億円。1981年に本店を青森店に移すまでは、ここが本店だった。郊外への大型店進出で中心市街地の集客力が減少し売上高も激減したため2006年(平成18年)1月22日閉店。現在跡地は大手薬局チェーンの駐車場になっている。2018年6月訪問。2026年8月更新。所在地:青森県五所川原市本町25番地。
2026-08-04
『高島屋洛西店』跡 (2026年8月3日閉店)
京都の洛西ニュータウンの中心にできたショッピングセンター敷地に土地分譲を受けて自前で建物を建設し、京都店の分店として1982年(昭和57年)4月16日開店。中規模の百貨店として堅調に推移してきていたが、計画されていた地下鉄東西線の延伸中止や人口減少、40年を経過して建物の老朽化と近隣大型商業施設との競争激化による売上減少で2024年から赤字となり黒字化の目途が立たないとして2026年8月3日閉店した。今後は隣接する専門店街に小型店「タカシマヤローズショップ」を設置して京都店がニーズに対応する。跡地はシニア向け分譲マンション等に活用される予定とのこと。売場面積8,079㎡。2025年2月期売上高47.6億円。2026年2月訪問。所在地:京都市西京区大原野東境谷町2-5-5。
2026-08-02
『藤崎』 東北の雄は近江商人がルーツ
ルーツは近江商人で、1819年(文政2年)太物商「得可主屋(えびすや)」を仙台城下の中心「芭蕉の辻」付近で創業した。1919年(大正8年)創業100年目で百貨店化。日本百貨店協会の前身組合の設立発起人の1社。地方百貨店の中でもいち早くコロナ禍から回復して増収増益を達成している東北地方を代表する百貨店。売場面積35,200㎡、2026年2月期売上高471.7億円。青森県を除く東北5県に展開する18の小型店との連携も手堅く5期連続で増収を達成。将来的には本館建て替えを含む地域を巻き込んだ巨大プロジェクトを控えて再開発推進協議会が立ち上がっていて、藤崎は地方百貨店のなかでは建て替え体力を持つ数少ない存在。仙台駅前・一番町・郊外の3極競争が続く中で、多くの来店客で賑い三越とともに百貨店の存在感を示している。2026年6月訪問。所在地:仙台市青葉区一番町3丁目2-17。
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初代は滋賀県日野町出身で 1893 年(明治 26 年) 6 月に札幌で池内金物店を創業。 1965 年(昭和 40 年) 4 月 10 日小売部門を百貨店化して日本百貨店協会加盟店となるが百貨店経営に苦戦し 1968 年から丸井今井傘下に入る。しかし丸井今井の業績悪化で 199...
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うすいは、 三井高利が日本橋に越後屋呉服店を開く 11 年前の 1662 年(寛文 2 年・徳川四代将軍家綱の時代)に物産問屋として創業、 1938 年(昭和 13 年)百貨店となる。 1959 年には丸伊デパートを引き継ぎ「第 2 うすい」として開店。 1999 年 11 月 ...
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開店は 1933 年(昭和 8 年) 4 月 1 日。 1945 年の空襲で全焼したり 2011 年東日本大震災で被災しながらも市民への商品供給をいち早く復活させ、「藤崎」とともに仙台の繁華街一番町通りの核店舗として存在。本館ビルは 1971 年 11 月日本初の国際シンボルマー...