百貨店訪ね歩き

全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。

2026-05-13

『丸井今井苫小牧店』跡 (2005年10月23日閉店)

19959月、苫小牧駅の東側に隣接して開店。売場面積12,200㎡。19971月期売上高70.9億円。丸井今井としては最も新しい出店だったが開店当初から大型店の激戦地だったことでわずか10年後の20051023日に閉店。丸井今井撤退後は20061123日テナントビル「ゼウス・シティ」が開店するも業績不振で2008430日閉店。その後は物件を取得した社会福祉法人が再開発して201411月から観光案内所などが入居する3階建てテナントビルの「ふれんどビル」と12階建て高齢者複合施設になった。20264月訪問。所在地:苫小牧市表町5-11-1

2026-05-09

苫小牧『鶴丸百貨店』跡 (2002年10月31日閉店)

1921年(大正10年)中島呉服店として創業し、1952年(昭和27年)127日から地域唯一の百貨店として開店。1962年から増改築を重ね市内初のエスカレーター、エレベーター、屋上遊園地を備えた大型店に成長、「苫小牧で最も老舗の百貨店」をキャッチフレーズに繁盛していた。売場面積4,871㎡。1973年からの相次ぐ大型スーパーの進出に対抗すべく駅前移転増床計画を発表したが地元商店街の反対で断念。西武百貨店と提携するなど強化を図るも立地する商店街とともに業績が低迷。さらに1995年の丸井今井進出で経営危機となり、200068日再開発ビル・ビッグジョイの核店舗として新店舗に移転するも売上は伸びず、2002年(平成14年)1031日閉店。現在最初の店舗跡地はホテル・ドーミーインになり、移転したビッグジョイ跡地は更地になっていた。20264月訪問。所在地:(初代)苫小牧市錦町2-1-22、(2代目)苫小牧市錦町1-5

2026-05-07

『さくら野石巻店(旧・丸光)』跡 (2008年4月27日閉店)

百貨店の始まりは、1955年(昭和30年)415日中心街の橋通りに開店した丸光石巻店。1967年(昭和42年)111日に旧北上川沿いに移転、途中で「ダックシティ丸光石巻店」となる。さらに199631日石巻駅前の新店舗に移転して「石巻ビブレ」に店名変更。その後マイカルの経営破綻によりグループから離脱して200210月「さくら野百貨店石巻店」となる。売場面積15,510㎡。周辺の競争激化で2004年から赤字が続き売上高が最盛期の半分以下となり、2008年(平成20年)427日閉店。閉店後の建物は2億円の寄付とともに石巻市に無償譲渡され、2010年から延べ床面積33,000㎡の立体駐車場を備えた石巻市役所になった。

2011年の地震と津波で中心街も大きな被害を受けたが市役所は移転後であったために1階以外の被害が少なかった。シネコン跡が市議会議場になっているのも珍しい。2020年には1階部分にイオンや専門店が開店して中心街の賑わいも復活できた。市にとっては経費節減策となったばかりかアクセスの良い駅前立地の市役所が市民の利便性向上に役立っていて、栃木市と同様に百貨店跡の用途転換成功事例と言える。202111月訪問。所在地:(19551967年)石巻市中央2-8-8(19671996)石巻市中央2-11(1996年~)宮城県石巻市穀町14-1

2026-05-06

『室蘭ファミリーデパート桐屋』跡 (1998年5月業態転換)

ルーツは1939年(昭和14年)室蘭で創業した桐屋呉服店。1981年(昭和56年)415日「室蘭ファミリーデパート桐屋」として現在地に開店。丸井今井と長崎屋とともに各店が売場面積8,000㎡規模での同時開店だった。桐屋は廉価に徹した販売で差別化を図り1998年(平成10年)5月に増床して複合型商業施設「室蘭サティ」に業態転換。マイカル北海道と合併して2002年「ポスフール室蘭」に名称変更。さらに201131日「イオン室蘭店」となり現在に至っている。現在、郊外への拡大移転計画がある。売場面積14,654㎡。20264月訪問。所在地:室蘭市東町2-4-32

2026-05-04

『丸井今井室蘭店』跡 (2010年1月20日閉店)

製鉄所で有名な室蘭市には1891年(明治24年)11月から今井呉服店が室蘭市中央町に支店を出し、1981年(昭和56年)東室蘭の中島町に移転、室蘭市唯一の百貨店となり2010120日閉店するまで118年の歴史を刻んだ。売場面積9,350㎡。20071月期売上高48.9億円。製鉄関係の法人客が多く、丸井今井本体の経営悪化時点でも黒字店だった。現在、東室蘭駅近くの跡地はヤマダ電器テックランドになっている。中央町の旧店舗跡は室蘭プリンスホテルが建っている。20264月訪問。所在地:室蘭市中島町1-25-1。室蘭駅最寄りの旧店舗所在地:室蘭市中央町1丁目49

2026-05-02

ウィングベイ小樽『小樽ビブレ』跡 (2002年8月31日閉店)

 ニチイが支援する百貨店連合が、JR小樽築港駅の貨物ヤード跡地再開発でできた大型商業施設「マイカル小樽」の一番街に核店舗として日本百貨店協会加盟百貨店「小樽ビブレ」を1999年(平成11年)311日開店。売場面積約40,000㎡。当時は駅やホテルと直結した日本最大規模の商業施設として話題になったが、全体の業績が振るわず親会社のマイカルが2001年に民事再生法適用を申請したことで事実上破綻。「小樽ビブレ」も僅か3年半後の2002年(平成14年)831日閉店。民事再生法適用申請後、数々の混乱を経て跡地は複合型施設「ウィングベイ小樽」になっている。20264月訪問。所在地:小樽市築港11-1ウィングベイ小樽1番街。

2026-04-30

『伊万里玉屋』跡 (2016年1月31日閉店)

佐世保玉屋が伊万里玉屋を開業させたのは長崎より早い1966年(昭和41年)423日。当時の伊万里市は発展しつつあり、結婚式場やファミリーレストラン、屋上遊園地を備えた本格的な百貨店として超人気店に。その後、伊万里駅前にユニードが出店したのを機に1977年には増築して売場を2倍に拡大(8,312㎡)。ユニードとともに地元商店街と共存策を図り、寿屋出店を阻止した歴史もある。ピークの1991年度売上高35億円から徐々に減少。2010年からは売場を12階のみに減らして営業し2014年度売上高は8億円まで減少。老朽化した店舗の耐震改修費用23億円の回収見通しが立たないとの理由で2016年(平成28年)1月末閉店。隣接商店街のアーケードも撤去され玉屋の建物は現在も静かに残っていました。202310月訪問撮影。所在地:佐賀県伊万里市東山代町2217-1。

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