明治時代に神戸進出をしたそごうが、元町店を閉めて1933年(昭和8年)10月1日に現在地に開店し阪神淡路大震災前後までは地域一番店だった神戸店が本体の経営悪化で2019年9月30日に閉店。引き継いだ阪急が2019年(令和元年)10月5日開店した。神戸阪急としては三代目の店舗となる。自社ビルや増築部分を合わせた5ビルの複合体でできている。現在は阪急のノウハウで再構築を図り神戸らしさで魅力的な売場作りを進めている。売場面積45,564㎡。2025年3月期売上高429.8億円。2026年2月訪問。所在地:神戸市中央区小野柄通8-1-8。
百貨店訪ね歩き
全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。
2026-03-30
2026-03-28
『大丸神戸店』 世界でも屈指の美しさを誇る
元町通4丁目から現在地の店舗へ移転したのは1927年(昭和2年)4月5日。周辺の土地を取得して徐々に拡大。戦後の米軍接収、そごうに抜かれて地域2番店への転落、そして阪神淡路大震災による被災を乗り越えて1997年度からふたたび地域一番店に返り咲いた。世界でも屈指の美しさと言われる百貨店建築の店舗だけでなく旧居留地に展開する路面店も魅力の一つ。旧居留地38番館にある「ニケの像」、本館東側コリドールにある人気のカフェラ・テラス席、屋上の神社や山の見える広場など見所も多い。大規模再開発が続き慌ただしい三宮地区より、落ち着いて買い物ができる元町地区への人の流れが増えている。売場面積50,656㎡。2025年2月期売上高984億円。1年前から900億円台に復活し1,000億円突破を目指している。2026年2月訪問。所在地:神戸市中央区明石町40番地。
2026-03-26
神戸ハーバーランド『二代目神戸阪急』跡 (2012年3月11日閉店)
神戸沿岸工場跡地の再開発でできた神戸ハーバーランドの複合商業施設に2代目の阪急百貨店として1992年(平成4年)10月1日開店。売場面積33,278㎡。同時に開店した西武百貨店やダイエーとの差別化を図り1997年3月期には売上高259億円に達したが、黒字が続かず2011年3月期には売上高91.4億円まで減少。2012年3月11日閉店。現在跡地は複合型商業施設「ユミエ・サウスモール」として営業している。2026年2月訪問。所在地:神戸市中央区東川崎町1-7-2。
『西武渋谷店』 (2026年9月30日閉店予定)
1968年(昭和43年)4月19日開店。西武グループにとって、東急グループのお膝元・渋谷へ念願の出店だった。二つのグループが競い合うことで渋谷は東京のファッションや流行の最先端を走る街、若者文化の発信地として発展。この間、東急は現在も渋谷駅周辺の再開発をすすめるなかで百貨店2店を閉店し渋谷ヒカリエの「ShinQs」(協会加盟店)のみとなり、既存の百貨店で残ったのは西武渋谷店だけになった。この間にそごう・西武グループは投資ファンドの傘下となり、渋谷店は差別化を図るべく「アート」をテーマに個性に磨きをかけてきた。建物はA館、B館、ロフト館、モビーダ館、パーキング館の5館体制で、モビーダ館は無印良品が単独出店している。2024年9月期年間売上高409億円。売場面積41,595㎡。2026年3月25日、再開発業者との合意がならず2026年9月30日で閉店することを発表した。所在地:渋谷区宇田川町21-1。
2026-03-24
神戸ハーバーセンター『神戸西武』跡 (1994年12月25日閉店)
沿岸工場跡地の再開発でできた神戸ハーバーランドの複合商業施設に1992年(平成4年)9月1日開店。売場面積25,000㎡。売上目標220億円に対し1994年2月期実績が72億円と業績が伸びず、1994年12月25日閉店。西武百貨店としては最短期間の閉店で、撤退直後に起こった阪神淡路大震災の影響で1年以上空きビルとなった。その後紆余曲折を経て現在は「ハーバーセンターショッピングモール」として営業している。2026年2月訪問。所在地:神戸市中央区東川崎町1-3-3。
2026-03-22
東急プラザ『大丸新長田店』跡 (2013年1月閉店)
1977年神戸西部副都心計画の中心として住宅都市整備公団が建設した地上25階建ての多目的ビルの下層部分にできた商業施設「ジョイプラザ」の核店舗として1977年(昭和52年)4月21日大丸新長田店が開店。地下1階から地上2階まで売場面積9,091㎡の小型店だった。阪神淡路大震災の建物被害が少なかったことで震災2日後からワゴン販売を始め震災1か月後には神戸市内で最初に全面営業再開にこぎつけた。そして1995年度は売上高129億円のベスト記録を残した。しかしその後は不振続きとなり2012年2月期売上高53億円まで落ち込み2013年1月31日閉店。現在、ジョイプラザは「東急プラザ」となりスーパー西友が核テナントとして営業中。隣接する若松公園には神戸出身の漫画家・横山光輝氏作品「鉄人28号」の巨大モニュメントがある。2026年2月訪問。所在地:神戸市長田区若松町5-5-1。
2026-03-20
『三田阪急』跡 (2021年8月1日閉店)
兵庫県三田市の三田駅前再開発事業でできた商業施設・三田駅前一番館(キッピーモール)に、当初出店が決まっていた大丸が断念したことで阪急が2005年(平成17年)9月15日出店。郊外立地の実験店として2階のみの営業となった。売場面積2,143㎡。2020年3月期売上高13.6億円。しかし業績悪化とコロナ禍で2021年8月1日閉店。なお1階に同時出店した阪急グループの食品スーパー「阪急オアシス」は現在も営業している。2階跡地にはスターバックスコーヒーと無印良品が出店している。2026年2月訪問。所在地:兵庫県三田市駅前町2-1。
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かつてどこのデパートにもあったお菓子の量り売り。子供の頃、回る回転台を見ながら好きなお菓子を選ぶのが楽しくてワクワクしました。都会のデパートではすっかり無くなるも、地方百貨店に行くとときどき出会うことがあります。