(大国屋の表記について➡「大國屋」「大国屋」どちらも使われていたようだがここでは「大国屋」で統一使用する。なお「大黒屋」は福島県の百貨店参照。)
ルーツは1853年(嘉永6年)富山県旧井波町で創業した古着商。1877年(明治10年)屋号を大国屋に変えて呉服商となる。1907年(明治40年)小樽支店を開店。1924年(大正13年)3月には呉服店を出店。1934年(昭和9年)4階建て新店舗で百貨店を開業した。1975年頃までは小樽3大百貨店の1店として「品質は大国屋」と言われ成長した。大国屋5階には屋号にちなんで出身地の富山県井波特産の神殿彫刻を備えた大国神社が祀られていたという。1975年小樽駅前に長崎屋が出店してから売上が減少し始め、1989年には提携していた西武百貨店傘下となる。売場面積4,458㎡。1989年1月期売上高30.9億円(百貨店調査年鑑)。1990年の丸井今井の増床の影響でさらなる売上減少で赤字となり1993年(平成5年)4月30日閉店。跡地は現在オーセントホテル小樽になっている。2021年5月訪問。2026年6月更新。所在地:小樽市稲穂2-15-1。