創業は1901年(明治34年)10月1日、馬目勝次郎氏が平3丁目で開業した小間物店。利他の精神で地域とともに歩む大黒屋と言われ戦後に急成長し、1970年(昭和45年)2月22日「大黒屋総合ショッピングデパート」として開店。売場面積12,303㎡。1994年度売上高192.4億円を記録、いわきを代表する百貨店となった。しかしその後、中心市街地の空洞化と競争の激化で大幅に売上を減らし、ちょうど創業100年目となる2001年5月21日自己破産を申請して倒産した。
建物は2003年に解体され、現在は葬儀会社となっている。下記Youtubeでなつかしい大黒屋のCMソングを聞くことができる。2024年11月訪問。2024年11月15日撮影 大黒屋跡に建つ「さがみ典礼」 奥に見えるグリーンのドームはいわき市文化センター |
2024年11月撮影 新川東緑地から見た大黒屋跡(さがみ典礼) |
1996年6月撮影 新川東緑地から見た大黒屋 (いわき市提供) |