銀座と浅草に店舗をもつ松屋は、横浜の四大呉服店(越前屋、鶴屋、野澤屋、相模屋)のひとつ鶴屋呉服店(1869年創業)がルーツである。1883年(明治16年)創業の越前屋呉服店が1931年(昭和6年)5月に伊勢佐木町で7階建て新店舗で百貨店化するも経営不振で1933年(昭和8年)閉店。合名会社山越として再開するも再生できず松屋が買い取り1934年5月15日に鶴屋として開店、同年7月には寿百貨店に商号変更、さらに1944年(昭和19年)4月11日寿百貨店と合併した松屋が横浜支店とした。戦後GHQの接収を経て1953年再開、百貨店・横浜松屋として営業していたがオイルショックの影響で1976年(昭和51年)11月10日閉店。1977年3月23日から松坂屋西館となるも事業縮小により撤退。建物は耐震補強工事がなされ、2000年(平成12年)11月11日からはJRAの場外馬券場「エクセル伊勢佐木」となって現存している。そのお陰で外観や1階内部に百貨店建築の名残を確認することができる。2025年11月訪問。所在地:横浜市中区伊勢佐木町1-7-1。
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| 2025年11月撮影 現在はJRAエクセル伊勢佐木 |
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| 2025年11月撮影 松坂屋西館だったことを示す銘板 |
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| 正面玄関 |
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| 2025年11月イセザキモール西側から撮影 |