盛岡城跡公園からほど近い繁華街にあるのが盛岡市唯一の百貨店『川徳』。大型S.C.のイオンモールやコロナ禍の影響を受け苦戦。岩手大学近くの中型店舗「アネックスカワトク(売場面積10,334㎡)」とともに再建計画をスタート。敷地内には、西宮神社から分社してきた恵比寿神社があり川徳のこれからを見守っています。売場面積28,115㎡、2023年2月期売上高169億円。
ルーツは、慶応2年(1866年)川村徳助が盛岡城下鉈屋町に木綿商を創業したのが始まり。明治になって肴町に移転、大正9年(1919年)から川徳呉服店となる。昭和17年から百貨店となり、昭和55年に現在の盛岡市菜園に移転。肴町の店舗は青森が本店の中三デパートに譲渡するも東日本大震災後に閉店。川徳は、創業158年目の盛岡の街には欠かせない老舗です。
2022年9月撮影 |
2022年9月撮影 |
玄関脇にある川徳の商売繁盛を願う恵比寿神社 |
盛岡郊外に立地するアネックスカワトク |