1751年近江商人のルーツを持つ岩元家が山形庄内で呉服商を興しその後薩摩に入り山形屋という屋号で店を開いたのが始まり。観光バスのガイドさんが「我が郷土の百貨店」と自慢げに紹介する「山形屋(ヤマカタヤ)」本店。老舗百貨店らしい外観も魅力で、特に夜景は美しい。売場面積33,743㎡、2023年2月期売上362億円。
鹿児島中央駅地区や郊外S.C.との激しい競争が続くなかで、2024年5月、負債360億円を抱えて事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)で経営再建を目指すと発表。取引金融機関から事業への深い理解と厚い支援を得ていることや、鹿児島県知事も支援を申し出るなど、関係者がスクラムを組んで再建手続きを進めているようです。2023年5月訪問撮影。
2023年5月撮影 |
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通りをまたぐアーケードが完成 |
2014年に撮影した夜景 |
店舗前には道路に面して立派な回廊 |
1階エントランス近くのエレベーター |
7階山形屋食堂 |
伝統の銘板 |