甲府市に県内初の百貨店として1937年(昭和12年)に開店。地上6階建ての本格的なデパートで、翌年に開店した岡島百貨店とともに甲府のランドマークに。1945年の空襲で全焼し、浜松市の松菱の支援を受けて1954年(昭和29年)に甲府松菱として百貨店を再開。その後国際興業に買収され1963年(昭和38年)に山交百貨店に名称変更、駅前に移転開業。
松林軒は松菱に百貨店の営業権を譲渡してから、もとの菓子店として、現在も7代目がホテルとなった跡地の一角に店舗を構えています。松林軒豊島屋のホームページに百貨店の歴史が紹介されています。2024年6月訪問。
2024年6月28日撮影 現在跡地はドーミーイン甲府が建っている |
2024年6月28日撮影 ホテルの1階に松林軒菓子店が暖簾を守っています。 |