全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。

2024-07-15

『藤崎』 巨大プロジェクトを控える東北の雄

ルーツは近江商人で、1819年(文政2年)太物商「得可主屋」を仙台城下の中心「芭蕉の辻」付近で創業。1919年(大正8年)創業100年目で百貨店化。日本百貨店協会の前身組合の設立発起人の1社。地方百貨店の中でもいち早くコロナ禍から回復して増収を達成している。売場面積35,200㎡、20242月期売上高458億円。将来的には本館建て替えを含む地域を巻き込んだ巨大プロジェクトを控えて再開発推進協議会が立ち上がっている。仙台駅前・一番町・郊外の3極競争が続く中で、三越とともに百貨店の存在感を示しています。20246月訪問。

2024年6月撮影

アーケード街玄関

創業時から変わらないマークが書かれた銘板

4基並列エスカレーターは藤崎が日本初導入(1971年)

本館屋上には仙台七福神

量り売りのラウンド菓子コーナーが健在です。

デパートレストラン名物・広東麺

江戸時代城下一番の繁華街「芭蕉の辻」で創業

仙台市博物館に展示されている昭和初期の藤崎

大林組が設計施工した昭和の新館。店内展示ジオラマ。
本館の一部に建物が現存しています。


過去30日間で閲覧数の多い投稿