徳川家康が作った城下町「駿府九十六ヶ町」の中心『札之辻』を通る旧東海道に面して建つのが、1931年(昭和6年)静岡市初の百貨店となった静岡伊勢丹。ルーツは明治4年創業の田中屋呉服店。後発の松坂屋や西武百貨店との競争に対して伊勢丹の支援を仰ぎ1972年(昭和47年)「田中屋伊勢丹」に改称。1976年には当時「ミスター百貨店」で有名だった山中鏆代表取締役を迎え、売場を倍増させて地域一番店になるなど呉服町の賑わい復活にも貢献。1981年からは静岡伊勢丹に社名変更。松坂屋増床の1996年(平成8年)まで静岡市の一番店を維持。
マンガ「ちびまる子ちゃん」にも登場するデパート。今や静岡では百貨店らしさを追求する唯一の百貨店である。そして駅へと続く呉服町通り(旧東海道)商店街もいつも賑わっている。売場面積22,968㎡。2023年10月訪問撮影。
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2023年10月撮影 県庁展望台から。 |
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2023年10月撮影 |
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玄関の暖簾 |
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壁面に飾られた銘板 |
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店内案内板 |
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屋上にある神社 |
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店舗前の道路は旧東海道・札ノ辻 |