地元の有力商店主10名によって1933年(昭和8年)10月1日開店。鉄筋コンクリート造4階建てのモダンな建物で屋上遊園地や洋食レストランを備えた滋賀県最初の百貨店だった。太平洋戦争中は軍需工場になり、戦後もしばらくは雑居状態だった。1956年(昭和31年)改修工事を行い百貨店再開。スター食堂出店。1階には現在の平和堂の前身である靴屋が出店していた。やがて出身の違う経営者たちの意見がまとまらず1966年(昭和41年)閉店。その後、パリヤ(雑居ビル)、平和堂銀座生活館、ダイソーを経て、建物老朽化により2008年10月解体。現在は平和堂彦根銀座店の駐車場。2015年10月22日訪問。
2015年10月22日撮影 マルビシ百貨店跡地 当時は平和堂彦根銀座店駐車場 |
2015年10月22日撮影 アーケード街が切れた先がマルビシ百貨店があった場所 現在は平和堂彦根銀座店の駐車場になっている |
2015年10月22日撮影 平和堂彦根銀座店 平和堂はかつてマルビシ百貨店1階にテナント出店していた。 |