ルーツは1662年(寛文2年)近江商人・大村彦太郎が創業した小間物店『白木屋』。江戸時代には、越後屋(三越)、大丸屋(大丸)と並んで三大呉服店の大店になった。二代目が1712年(正徳2年)に掘り当てた井戸が『名水白木屋の井戸』で、掘削中に出たといわれる観音菩薩像は長く百貨店内に祀られていたが、閉店後に浅草寺に移された。
1903年(明治36年)日本で初めて近代的な百貨店建築を完成させ、明治44年には日本で初めてエレベーターや回転ドアを採用。関東大震災やデパート火災、戦災を乗り越えるも東急に買収され1967年に白木屋から東急百貨店に商号が変わる。そして創業から337年目の1999年1月31日閉店。現在はコレド日本橋が建っている。 2017年11月3日訪問。
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2014年11月27日撮影 |
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2017年11月3日撮影 |
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2014年11月27日撮影 |
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名水の説明版 |
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1931年12月31日の白木屋(パブリックドメイン画像) |
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江戸時代画像(パブリックドメイン画像) |
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夏目漱石名作の碑 |