全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。

2025-10-29

『名古屋三越栄店・ラシック店』(旧オリエンタル中村百貨店)

ルーツは1869年(明治2年)名古屋広小路で創業した中村呉服店。1954年(昭和29年)5月に百貨店化、1969年には三越と提携し1980年(昭和55年)10月から名古屋三越となった。現在は百貨店型の栄店(売場面積49,827㎡)とファッション特化型のラシック店(売場面積29,000㎡)の2館体制となっている。競合する松坂屋や高島屋との差別化を図り、新宿伊勢丹や日本橋三越と連携して好調な外商に加えて、栄店は百貨店らしいオーセンティック&エターナルを追求、ラシック店はユニークで最旬を発信する唯一無二のSCを目指している。栄地区の再開発も人流増加で好影響、20252月期売上高469億円(前年比+4%)。オリエンタルビル屋上広場にある伏見稲荷・白菊三光大神と登録有形文化財の屋上観覧車は現存する日本最古のもので一見の価値あり。202510月訪問。所在地:名古屋市中区栄3-5-1

2023年7月10日撮影

2023年7月10日撮影

2023年7月10日撮影

2025年10月撮影 大津通り側

2025年10月時点の栄店店内案内板

屋上にある伏見稲荷白菊三光大神(2025年10月撮影)

登録有形文化財の屋上観覧車(2025年10月撮影)

1階正面玄関(2025年10月撮影)

大正中期の中村呉服店(右手前)PD画像

1946年~1947年頃の中村百貨店PD画像

1970年(昭和45年)名古屋市広報より
広報に写るオリエンタル中村百貨店(左手前)

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