1856年(安政年間)呉服店として創業、地元の大地主・津野一族が1967年(昭和42年)大町一丁目(駅前通りと旧国道4号線が交差する場所)に津野ビルを建設して百貨店となった。うすい、丸光とともに郡山三大デパートとして特に婦人服や学生服に強く、トンボ学生服や富士ヨット学生服の取扱店だった。その後の競争激化で1980年からは家具専門店に業態変更して営業していたが1986年(昭和61年)3月閉店。
建物は解体され、現在はホテルクラウンヒルズ郡山になっている。まとまった公式記録が少なく当時発行の「財界ふくしま」などを参照した。2024年11月訪問。2024年11月撮影 駅前大通から |
2024年11月撮影 旧国道4号線歩道橋から |