新潟古町地区にあった4百貨店のなかで一時は地域一番店だったこともある中心的な存在だった。1937年(昭和12年)9月29日創業の萬代百貨店が始まりで、1943年12月から大和新潟店となる。
1955年の大火被害や1964年の新潟地震を乗り越えてきたが、戦前からの店舗を再開発する体力は大和にはなかったようで、2010年(平成22年)6月25日閉店し同時に新潟県から完全撤退した。跡地に再開発された「古町ルフル」は12階に帰宅困難者施設など防災対策を強化した複合ビル。BRTバス停と隣接して屋根付き広場も完成。大和があった頃とは様変わりしている。さらに、地下で三越とつながっていた全国でも珍しい駅に隣接していない地下街『西堀ローサ』も2025年に閉鎖されることが決まった。2024年11月訪問。
2024年11月13日撮影 大和跡に建つ「古町ルフル」 |
2024年11月撮影 三越側から見た古町ルフル |
2024年11月撮影 2025年閉鎖が決まった西堀ローサ地下街 |
2013年8月28日撮影 大和の解体前 |
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営業中の大和新潟店 多摩地区そして日本各地の画像集より |
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