神戸駅に近い元町通6丁目で経営破綻した元町デパートを継承して1926年(大正15年)大阪の分店として三越神戸店が開店。1928年6月1日に支店に昇格した。開店当初は神戸の都心に位置していたが、鉄道網の開通や駅の新設などで中心街が現在大丸のある元町東側からそごうが出店した三宮にかけてのエリアに移るなかで、移転計画の断念や建物の老朽化、三越本体の不祥事も重なって1984年(昭和59年)2月29日閉店。この後、
元町西側では湊川貨物駅跡地が開発されハーバーランド周辺に大型店が進出することになる。三越跡地はホテルが建設されたが阪神大震災で欠陥建築との診断で解体され現在も再開発中。なお神戸店閉店後、元町通3丁目に外商中心の小型店(売場面積1,049㎡)を開店、2004年(平成16年)1月31日まで営業していた。2025年1月訪問。2025年1月撮影 三越跡 |
2025年1月撮影 開発されたマンションと再開発中の跡地 |
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三越神戸支店 1928年(昭和3年)のPD画像 |
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2007年11月撮影のPD画像 |
2025年1月撮影 1983~2004年まで元町通にあったパルパローレ三越跡 |