全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。

2025-09-19

『伊勢丹浦和店』 埼玉県の地域一番店

浦和駅西口再開発でできたビルに1981年(昭和56年)422日開店。伊勢丹の店舗としては新宿本店、JR京都伊勢丹に次いで3番目に売上が多く埼玉県の地域一番店でもある。2006年度売上は527億円だったので政令指定都市さいたま市と言えども地方百貨店の厳しさには直面している。しかし高級住宅街を控えた文教地区に隣接して高層マンションなどの建設が続き子育て世代を中心に人口も増えており百貨店の立地としては恵まれた環境。伊勢丹前の路上には浦和レッズの監督や選手たちの足型・手形などのレリーフがあり、パートナー企業として協賛しているのがわかる。20252月期売上高369.6億円。売場面積32,256㎡。所在地:さいたま市浦和区高砂1-15-120259月訪問。

2025-09-17

『大丸浦和パルコ店』跡 (2017年7月31日閉店)

浦和駅東口再開発事業でできた浦和パルコビルの地下1階に日本百貨店協会加盟店舗として大丸浦和パルコ店フードマーケットが2007年(平成19年)1010日開店。デパ地下と高質スーパーを融合させた新しいビジネスモデルの1号店としていたが、営業赤字が続いたことを理由に2017年(平成28年)731日閉店。売場面積4,587㎡。20162月期売上高37.8億円。大丸撤退後はヤオコーが201711月出店し現在も営業中。所在地:さいたま市浦和区東高砂町11-120259月訪問。

2025-09-15

『丸広百貨店日高店』跡 (2021年2月14日閉店)

JR八高線高麗川駅西口の区画整理事業でできたビルに1999年(平成11年)1023日開店。売場面積4,840㎡。丸広の地域戦略に基づく中型店として屋号はファミリー丸広だったが日本百貨店協会加盟店として1階で食料品、2階で衣料品等を取り扱っていた。しかし、周辺人口の減少や競争激化で2021年(令和3年)214日閉店。跡地は総菜の美味しさで人気の生鮮市場TOP高麗川店となっている。また、高麗川駅はムーミンバレーパークの最寄駅で週末は無料シャトルバス乗車駅になっている。所在地:埼玉県日高市高麗川3-1-120259月訪問。

2025-09-14

『丸広百貨店日進店』跡 (2002年8月27日閉店)

JR川越線日進駅南口から徒歩5分の住宅地に1982年(昭和57年)624日開店。2階建てで売場面積5,590㎡。スーパー型の品揃えだったが屋号は丸広百貨店として協会加盟店だった。しかし巨大商業集積地である大宮駅に近く周辺の競争激化で業績が伸びず2002827日閉店した。現在跡地には地元スーパー「フードガーデン」とドラッグストアが出店している。所在地:さいたま市北区日進町2-105920259月訪問。

2025-09-12

『そごう大宮店』 売場面積県内最大の百貨店

大宮駅西口再開発で誘致を受けて1987年(昭和62年)327日開店。20252月期売上高299億円。売場面積41,585㎡は埼玉県の百貨店で最大。現在も再開発の進む西口にあって「住みたい街」として人気のある大宮の百貨店ニーズの取り込みを図っている。2階大宮駅連絡口にはそごう定番の大きな時計が現存、回転レストランだった13階は美容室とクリニックになっています。所在地:さいたま市大宮区桜木町1-6-220259月訪問。

2025-09-10

『大宮高島屋』 

大宮駅東口に1970年(昭和45年)112日開店。20252月期売上高67.9億円。売場面積13,635㎡。2025年は開店55周年を迎えた。高島屋としてはめずらしく店舗規模が小さいため百貨店部分の売場を効率化する一方で日本橋店や新宿店との連携で顧客獲得増を目指しています。屋上には地域最大規模のビアガーデンと北澤稲荷大明神があります。その由緒は大宮が中山道の宿場町として栄えていた頃から高島屋が建つ土地にあった旧家北澤家が代々守ってきたお稲荷さんを祀ってあるとのこと。所在地:さいたま市大宮区大門町1-3220259月訪問。

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