全国の百貨店(デパート)を直接訪ね歩き、撮影し記録に残します。そして時々旅の情報も紹介します。

2025-12-20

“他国店持京商人”『奈良屋』跡 …デパート開業の日に寄せて…

伊勢に生まれた初代杉本新右衛門が寛保3年(1743年)85日京都烏丸四条で呉服商として創業し屋号を奈良屋と定めた。江戸時代後期には“他国店持京商人”(たこくたなもちきょうあきんど)として、行商先だった下総の佐原、佐倉に出店。佐倉藩主や伊能忠敬などとも交流した。千葉への出店は1909年(明治42年)9月10日。この奈良屋呉服店が、戦後、千葉随一の百貨店となった『奈良屋(後の千葉三越)』のルーツである。今回は、1764年(明和元年)に出店し昭和40年代半ばに閉店した佐原店跡と、1807年(文化4年)に出店して1931年(昭和6年)に閉店した佐倉店跡を訪ね歩き。佐原では町並み交流館の方に、佐倉では市立図書館の方に現地の情報提供をしていただいた。参考資料:「佐原の街並みかわら版(平成278月号)」、「佐倉お茶の間風土記(昭和54年発刊)」、「奈良屋二百二十年(昭和37年発行)」。20251219日訪問。所在地・佐原店跡:香取市佐原イ1720、佐倉店跡:佐倉市新町204 ※当ブログの千葉県・番外編『千葉・奈良屋のルーツ杉本家』、千葉県『千葉三越(旧奈良屋)』参照。

奈良屋佐原店跡(現きめら駐車場)所在地:香取市佐原イ1710
2025年12月19日撮影

明治末期の佐原店(「奈良屋二百二十年」より)

昭和37年頃の奈良屋佐原店(「奈良屋二百二十年」より)

佐原まち歩きマップに奈良屋跡地を表示

奈良屋佐倉店跡(現リパーク佐倉新町)所在地:佐倉市新町204
2025年12月19日撮影

明治時代の奈良屋呉服店佐倉店(「奈良屋二百二十年」より)
商標は○京マーク。店員の京都弁が人気だった。


大正時代の奈良屋呉服店佐倉店(「奈良屋二百二十年」より)

新町二番町の奈良屋呉服店が確認できる地図
(佐倉お茶の間風土記巻末地図より)

1972年頃の千葉・奈良屋デパートの広告

京都市下京区綾小路新町西入ル矢田町の杉本家
2019年11月10日訪問撮影


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