1936年(昭和11年)5月1日、津市大門町に県内初の大型百貨店として大門百貨店を開業。1955年(昭和30年)10月1日から屋号を松菱とし、1963年現在地に移転した。城下町・津の古くからの繁華街であり城の外堀にあたる岩田川と伊勢街道に隣接して建っているので住所も東丸之内。浜松松菱の倒産時には屋号が同じであることで苦戦を強いられた経験を持つ。コロナ禍の影響で大幅な売り上げ減となるも、地域の固定客から愛されて前年比9割程度まで売上を回復。建物は津の老舗紙問屋・ミフジ(安永2年創業)が所有している。
コロナの影響が少なく安定した売上を出しているのが松菱運営の「三重の逸品百貨店」ショッピングサイト。2020年2月期売上61.4億円。売場面積15,450㎡。2021年4月訪問撮影。
2021年4月撮影 |
2021年4月撮影 |
正面玄関の店名版 |