1933年(昭和8年)3月、岩淵増蔵氏によって3階建てで食堂を備えた山形初のデパートが開業。この時「大沼百貨店」の前身は、10代大沼八右衛門が雑貨店を経営していた。岩淵増蔵氏は祖父の指示で、紅花の商いで取引のあった高島屋東京店で働いた経験があり英語も堪能だった。その後、戦中戦後の混乱を経て1954年食品スーパーに業態転換するも2003年に自己破産申請。
現在跡地は1階にセブンイレブンがあるタワーマンションとなっている。この場所の東側並びには十字屋が百貨店化する前の衣料品店があった。2024年3月訪問撮影。
2024年3月撮影 |
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2024年3月山形市観光協会地図より |