当時大牟田市の人口は18万人。松屋百貨店がすでに営業中で賛否ある中、副都心として再開発された西鉄新栄町駅前に、久留米井筒屋大牟田店が1970年(昭和45年)10月2日開店。1980年2月期売上高72億円、売場面積8,643㎡(1980年度百貨店調査年鑑)。大牟田松屋とともに2大百貨店として親しまれたが、石炭産業の衰退による大幅な人口減や郊外型店舗との競争などで売上が減少。2000年(平成12年)12月に閉店。新栄町駅の東側に同年開業したゆめタウン大牟田の1階に小型店を出店するも2021年1月31日閉店し大牟田から完全撤退した。駅前の建物は解体されたが2025年現在も空き地のままとなっている。所在地:大牟田市新栄町11.2025年4月訪問。 なお、当時の大牟田井筒屋の画像は「にしてつwebミュージアム」サイトで見ることができる。
2025年4月南側から撮影 西鉄新栄町駅前の跡地 |
2025年4月 西鉄新栄町駅から撮影した井筒屋跡地 |
井筒屋跡地に隣接していたアーケード街 |
西鉄新栄町駅 かつては大牟田の新都心構想の中心だった |
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大牟田市観光協会提供 井筒屋の跡地の場所 |