1931年(昭和6年)福井県で2番目の百貨店として旧武生町蓬莱町に大井呉服店によって開店。鉄筋コンクリート3階建てのルネサンス建築を基本にした「近世復興式」と呼ばれる欧風建築で、当時としては群を抜く耐震性も備えた地方都市では大変貴重な建物。建設にあたり日本橋三越をモデルにしたと言われている。
高島屋の商法を導入して開店以来押すな押すなの大盛況を博したそうです。現在はMODE大井ビルとして保存され、東郷青児監修のマネキン「白き妖精」やレジスターなど館内見学も可能と案内されています。今回は連絡がつかず外観とショウウィンドウからの写真撮影。(越前市観光案内、福井県史通史編№6より抜粋。)2024年4月9日訪問。
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2024年4月9日撮影 |
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2024年4月9日撮影 |
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現在は「MODE大井ビル」と呼ばれています |
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店内の様子 |
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ビルの後方には和風の母屋が隣接 |
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武生まちなかコースの案内図 |