百貨店の始まりは、1955年(昭和30年)4月15日中心街の橋通りに開店した丸光石巻店。1967年(昭和42年)11月1日に旧北上川沿いに移転、途中で「ダックシティ丸光石巻店」となる。さらに1996年3月1日石巻駅前の新店舗に移転して「石巻ビブレ」に店名変更。その後マイカルの経営破綻によりグループから離脱して2002年10月「さくら野百貨店石巻店」となる。売場面積15,510㎡。周辺の競争激化で2004年から赤字が続き売上高が最盛期の半分以下となり、2008年(平成20年)4月27日閉店。閉店後の建物は2億円の寄付とともに石巻市に無償譲渡され、2010年から延べ床面積33,000㎡の立体駐車場を備えた石巻市役所になった。
2011年の地震と津波で中心街も大きな被害を受けたが市役所は移転後であったために1階以外の被害が少なかった。シネコン跡が市議会議場になっているのも珍しい。2020年には1階部分にイオンや専門店が開店して中心街の賑わいも復活できた。市にとっては経費節減策となったばかりかアクセスの良い駅前立地の市役所が市民の利便性向上に役立っていて、栃木市と同様に百貨店跡の用途転換成功事例と言える。2021年11月訪問。所在地:(1955~1967年)石巻市中央2-8-8、(1967~1996年)石巻市中央2-11、(1996年~)宮城県石巻市穀町14-1。
 |
| 2021年11月29日撮影 石巻駅からみた市役所 |
 |
| 2010年4月11日撮影のウィキペディアCC画像 |
 |
さくら野百貨店時代の画像(撮影年代不明) (多摩地区そして日本各地の画像集より) |
 |
2020年4月9日ニュースリリースより アクセス図と1階店舗案内 |
 |
| 2020年4月9日ニュースリリースより |
 |
| JR石巻駅前に立つ人形と津波到達マーク |