徳島市の商店主たちが集まり1934年(昭和9年)3月24日新町百貨店を創業、翌年10月5日に丸新百貨店に商号変更。徳島県で初めての本格的デパートとして最盛期には8,000㎡弱の売場面積で116億円を売り上げる繁盛ぶりで、週末は行列ができるほどの人気だった。1980年2月期売上高97億円、売場面積7,898㎡(1980年度百貨店調査年鑑)。しかし、徳島駅前に出店を競い合ったそごうが3倍の売場面積で1983年に開業すると売り上げが半減し1995年(平成7年)3月22日閉店。東新町商店街もあっという間にシャッター通り化した。跡地は訪問当時公園だったが2024年現在は阿波銀行本店ビルが建つ。2012年徳島空港にあった売店も既に閉店している。2017年5月訪問。 2025年4月写真追加。
2017年5月11日撮影 丸新百貨店跡の公園 2012年10月27日撮影 丸新百貨店跡に隣接するアーケード 在りし日の丸新百貨店(丸新五十年史より) 1984年3月1日のフロアガイド(丸新五十年史より) 1984年丸新五十年史より 2012年10月28日撮影
徳島空港の丸新売店徳島市観光地図に百貨店3店の跡地を表示