信州・松本を地盤とする老舗百貨店。1885年(明治18年)井上与作氏が呉服店として創業。1956年(昭和31年)県内初のエスカレーターを設置した百貨店を開業。1979年(昭和54年)4月19日、六九商店街の店舗から駅前に新築移転。新館との2館体制になる。1997年版百貨店調査年鑑によれば、売場面積11,483㎡、1994年8月期売上高202.2億円。2000年(平成12年)10月26日には東筑摩郡山形村に郊外型SC「アイシティ21」をオープン。中心市街地の空洞化が進み売上が低下して2010年には新館閉鎖。売場面積8,000㎡。2023年8月期売上高63億円(アイシティ21と合算)。経営資源をアイシティ21に集中させるため、2025年3月31日閉店した。市内店舗は約900㎡の小規模店になる予定。
2013年1月19日撮影 閉鎖した新館との連絡通路が見える |
2023年4月17日撮影 新館との通路は撤去されている |
店頭に掲げられている銘板 |
1階店内の様子 |
直営の呉服売り場には伝統のカクヨ暖簾がある |
2023年4月撮影 山形村にある郊外型店舗アイシティ21 松本駅から南西に10㎞・車で25分の距離にある。 |